【TOPPING D10s レビュー】エントリーモデルのくせに超高音質。通常使用ならこれで十分。

11月11日、中国市場は独身の日セールで激アツな状況であった。
が、しかし、そんな独身の日セールよりも色々と安かった市場がある。
何を隠そう、日本のAmazonである。

今回の独身の日セールは大分「初心者狩り」感が強いというか、対して安くもなってないにも関わらず、その場の勢いで買わせるような販売方法を大々的に実施しているようで、商品の相場を把握していない人をターゲットにそれは酷い売り方をしていたように個人的には感じている。
世界的に知名度が上がったので調子に乗っているのかもしれない。お灸を据える必要がありそうだ。

話は変わって、本記事で紹介するTOPPING D10sも独身の日セールに購入しようと虎視眈々と狙っていた製品だ。
結果として日本Amazonのほうが2000円も安く購入できた。セールとは一体なんなのか。

ということで、 TOPPING D10sを購入したのでレビューするぞ、という話。

TOPPING D10s の基本データ

TOPPING について

TOPPINGとは中国広州に拠点を置くオーディオメーカーである。
多種多様なアンプを販売しており、価格帯は文字通りピンからキリまで。

公式のサポートが暑く、クレームの対応から不具合の対応まで細かく対応してくれているのがポイント。
細かなファームアップも提供されており、品質音質共に信頼がとても高い。
中華アンプとは思えない高クオリティを誇っている。
伴って、世界中のオーディオファンを魅了し、躍進している起業である。

余談ではあるが、この記事を作成するにあたり本拠地を調べた結果、本拠地が深センじゃないということに一番驚いた。

TOPPING | HIFI | Hi-Res Audio
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TOPPING D10s について

それでは TOPPING D10s について触れていこう。
まず、本機のスペック値は以下の通り。

 TOPPING D10s
プロセッサ / DAC / アンプ XMOS(XU208)/ ES9018K2M / OPA2134
PC-USB入力サンプリング周波数44.1kHz- 384kHz / 16Bit-32Bit
DSD64-DSD256(ネイティブ)
DSD128(Dop)
光/同軸入力サンプリング周波数44.1kHz- 192Hz / 16Bit-24Bit
DSD64(Dop)
周波数応答20Hz-20kHz(+ 0.1dB)
20Hz-40kHz(+ 0.4dB)
THD + N1kHz A-wt:<0.0002%
SNR1kHz A-wt:120dB
ダイナミックレンジ1kHz A-wt:120dB
出力インピーダンス20Ω
出力レベル2Vrms @ 0dBFS
サイズ・重量10.3cmx 14.6cm x 3.7cm・323g
電源入力DC5V / 0.5A(USB電源)

PCM384kHz / 32ビット、DSD256までのデコードが可能と、通常使用であれば必要十分なスペックを誇っている。
それ以上の音源なんてどこで手に入れるんだ、という話。これで十分でしょう。

USB給電で本機はまかなえる上、PCの起動/終了を検知して、自動で電源のON/OFFを行ってくれる。
いちいち本機の電源をカチカチしなくてすむのもスマートGOODだ。
最近流行りのXMOSを、この価格にして搭載しているのも嬉しいところ。

音量調節機能は備わっていないが、自分はFosi Audio TB10Aを別付けしているので問題なし。
ヘッドフォン端子も無いが、優秀なUSB DAC機能を備えたShanling UP5を所持しているため、自分的にはそのあたりもマイナスにはならない。

TOPPING D10s の外観

いつものようにまずは外箱から。

シンプルで清潔感のある外箱。

開けるとウレタンしか見えん。
その下には説明書やらが出てくる。まぁ中華DACな梱包。

内容物はシンプルに上記2品のみ。
USB給電ができるため、ACアダプタ無しなのはいいね。

前面パネルの保護シールを剥がしたところ。
うっすらと「DSD」「PCM」の項目が確認できる。

背面はこれまたシンプル。
USB DAC兼給電用のINとLineOutとS/PDIFOut。

本体はヘアライン加工がされており、金属感が強調されている。
この価格帯では珍しいか。

今回入れ替えとなるAIYIMA DAC-A5 PROとの比較。
大きさはTOPPING D10sのほうが少し小さい。
入力端子は変わらないが、DCINがあるぶんAIYIMA DAC-A5 PROのほうが嵩張る。

TOPPING D10s の良いところ

再現性の高い音質

初聴き、まず笑った。

今まで試したアンプとは全然違う。
締りの良い低音と奥行きと広がりを感じる音質。圧倒的。
雑味の無い、純粋な高解像度の音が殴りつけてくる。

スピーカーのタイプを選ばずパワフル且つ鮮明に出力してくれるためシーンを選ばない。
ここまでコスパの良い商品は中々に無いんじゃあなかろうか。

AIYIMA DAC-A5 PROも音はそれなりに良かったが、使い続けるうちに少し歪むというか、雑味のある音を出す点が気になっていた。
その点、本機はナチュラルな出力を力強く行ってくれるのがとても印象が良い。
もうこれでいいな。暫く買い換えないと思う。

インストールが激しく簡単

IYIMA DAC-A5 PROよろしく、本機も超絶簡単。
PCBに接続するだけでインストールが完了する。

サウンドの設定から384kHz / 32ビットを選択すれば、以降は超高音質環境で利用可能。
勿論Amazon Music HDだって鳴らしきれちゃう。

見た目がかっこいい

サンプルレートを表示するのみのデザイン。
ボリュームノブだとかその他諸々は不要という潔いデザインがかっこいい。

TOPPING E30とかになれば、本体部分に電源ボタンやリモコンが付属し音量調整諸々ができるようになるらしいが、言ってしまえばリモコンでしか操作出来ないということであり、不便極まりない。
ましてやパワーアンプがある環境であれば、そちらで微調整を行う事ができるため無用の長物。
また768khz/32bitまで対応できるとのことだが、上記で述べたとおり、そんな音源どこで手に入れるつもりなのという話になる。


そこまでガッツリ本腰を入れるまでもないのであれば、シンプルを極めたTOPPING D10sこそが、見た目も性能も大変に優れた機種と言えるのではなかろうか。

TOPPING D10s の残念なところ

ぶっちゃけ無し。
だけども一応触れるのであれば、という話。

音量調節ができない

自分は不便には感じないが、アクティブスピーカーに直結している人は困るかも。
まぁスピーカー側に音量調節機構が備わっているはずなのでそこまで不便は無いかもだけど、環境によっては面倒に感じるかもしれない。

ヘッドフォン端子がない

これも上記同様、利用環境依存の話。 自分は不便には感じないが、人によっては。
まぁ最近のDAPはUSB DACの機能を備えたものが多いので代替案はいくらでもあるでしょう。

TOPPING D10s の総評

最強のコスパDAC。これを導入しておけば問題ない。

ゼンハイザー CX Plus True Wireless 然り、自分が求めるスペックを備えた機器に出会ってしまった感がある。
もうこれでいい、これでDACの旅は終わってしまったと思うぐらいの出来。
当分はTOPPING D10sと共に歩んでいく所存。この果てしなく遠い男坂をよ。

今なら何故か15%OFFのクーポンがAmazonでついている。
PCではうまく適用出来ないのでスマホからアクセスする必要があるので注意しよう。

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