【fifine AmpliGame A20 レビュー】ゲーミングなスタイルと取り回しのし易さが魅力のスピーカー

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まず最初に、本記事はメーカー様(fifine社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

筆者は執筆時点で同社ゲーミングオーディオミキサーである「AmpliGame SC3」を使用している。
安価ながら必要以上の機能が詰め込まれた大変優秀なデバイスだ。

で、今回同じくfifine社様よりゲーミングスピーカーをご提供頂けた。
ということで、今回はfifine AmpliGame A20についてレビューしていこうと思う。

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fifine AmpliGame A20 の基本データ

fifine について

fifine社は2009年に中国のどこかで設立されたオーディオブランドだ。
日本国内ではゲーミングオーディオデバイスを数多く扱っているようであり、コスパに優れたヘッドセットやマイクといった製品を中心に展開されている。
他説明はAmpliGame SC3の記事を確認いただきたい。

fifine AmpliGame A20 について

AmpliGame A20は、USB給電式のゲーミングスピーカーだ。
55mmのフルレンジドライバを採用し、クリアな高音域と繊細な中音域、豊かな低音域をバランスよく実現できるとのこと。
ゲームだけではなく、映画や音楽といったマルチメディアコンテンツ鑑賞にも役に立てると自信満々な様子。

“音声入力は3.5mmミニオーディオジャックのみ”としており、USBはあくまで電源供給元となっている。
また、本体には合計14種類のRGBライトモードが備わっており、タッチ式のRGBライトコントロールで自由自在に変換可能。
…とあるが、実際には「7色発光+6パターン」の13通りしか確認できなかった。
あとひとつはどこいったんだろう…?

本体前面には物理電源ボタンと物理音量ボタン、上部にタッチ式RGBライトコントロールが配置。
小さいながらもバスレフが備わっている模様。
詳細は以下リンクを確認。

fifine AmpliGame A20 の外観

まずは外箱。
あぁ~外箱そのもので送られてくるヤツ~。

外箱にベッタリとAmazon印。勘弁してほしいぜ。

開けたとこ。
極厚スポンジで厳重に梱包されている。

内容物は上記の通りシンプル。
本体と説明書のみ。

説明書は日本語表記あり。
ここにも7色+6パターンとあり、どうやら単色発光を1パターンと加算し合計14パターンとしている模様。
う、う~ん…?それはいいのか…?

本体。
黒く無骨な印象があるが、実は小さく威圧感はない。

物理ボタン群はこんなかんじ。
ラバー素材でふにょふにょしている。

上部センサー部はこんなかんじ。

背面からのケーブルはこのように。
簡単なアクティブスピーカーのそれであり特筆性はない。
ケーブルも見ての通り。

発色具合はこんな感じ。
本体が黒なので発色が目立ち、際立って明るく見えるのがいい感じ。
2枚目の紫発光はボンドルドっぽくて尚良し。
なおライトは消すことができない模様。

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fifine AmpliGame A20 の良いところ

小型ながらもゲーミング

本機はとてもコンパクトながらゲーミングな様相をしており、彩り良く賑やかさを演出してくれる。
勿論、同社製品で揃えれば発光色や発光パターンが類似しているため、統一感が生まれて尚見栄えが良くなる。
簡易的にゲーミングな環境を演出したいという点で、本機はとても取り回しが良いだろう。

ポータブルスピーカーとしても使える

本機は上述じたように、小さく且つバスパワー駆動するスピーカーである。
ということは、モバイルバッテリーでも十分に駆動するということになり、使う場所を問わないということだ。
スマホのスピーカーでは物足らないという状況下において、このような機能を持つ本機は十二分に役に立つ。
実際、筆者は卒園式の催しで本機を利用し、場の盛り上げに役立ってくれた。

上記は保育園片隅でパワフルに奏でてくれる本機の姿。
最近のスマホは3.5mmジャックがないのでUSB DACをかます必要があるが、それさえ補えればこのような運用も可能。
このように本機のコンパクトさは色々と役に立つ。

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fifine AmpliGame A20 の残念なところ

解像度が低く野太い音

本機はそこそこの音量の確保はできるが解像度は極めて低い。
公表はされていないが本機はおそらく5W程度の出力しかなく、全体的にくぐもった出力で奥行きや臨場感はかなり薄く、昨今の安価且つ高性能化しているイヤホンに比べて少々劣る印象がある。
低域は太く鳴らされるが、中高域とのバランス感が悪く、音楽鑑賞にはとても向いたものではない。

一方でこの野太い出力は、アニメを除く実写映画では中々の迫力を生み出すものであり、且つゲームでも映えるものであるが、上述したようにそもそもの解像感が希薄。
そのためところどころで頭に「?」が浮かぶ瞬間が有り、どうにも集中ができない事があった。
小さいボディにやれることを詰め込んだ努力は認めるが、うーん難しい。

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fifine AmpliGame A20 の総評

ゲーミングなスタイルと取り回しのし易さが魅力のスピーカー。

コンパクト且つビジュアルの良さから、ゲーミングは勿論の事に色々と使い道はありそうだが、肝心の音がどうにも偏っており、本機の難しさを助長している印象。
単純にビジュアル重視であれば中々に優秀なスピーカーだと感じた。

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