我が家ではついこの間まで以下のスマート扇風機が可動していた。
コードレス、且つ音声アシスタントで可動する便利な扇風機だった。
ただ耐久面に難アリだったようで、たかが2年程度の使用で首からあっさりとモゲた。
夏場しか使用していない現状、実質1年も使用していないことになる。
うーん脆い…。
中のケーブルを巻き込んだモゲ方であり、修復することは出来なかった。
ということで Keynice KN-Q8 なる扇風機に新調した。
せっかくなので本ブログの糧になってもらおうと思う。
ちなみに、「扇風機 コードレス」で検索した結果出てくるAmazon売れ筋ランキング上位のモノを適当に選んだという脳死企画その3となる。
前回までは以下参照。
Keynice KN-Q8 の基本データ
Keynice について
2014年に香港で創業された会社。
いつもの怪しい中国企業、かと思いきや公式ホームページもあるしTwitterもある。
Twitterに至っては、執筆時点で何故か3.5万もフォロワーを有している様子。
ツイート内容を確認すると、定期的にプレゼントキャンペーンを実施しているようでその成果と思われる。
扱う製品は「扇風機」を中心としているようであり、扇風機特化企業として珍しく興味深い。
それでいて畑が違いそうなヘアスタイリング用品も扱っているのは不思議なところだ。
Keynice KN-Q8 について
Keynice KN-Q8は、コードレス折りたたみ扇風機である。
製品名だけでは微塵も商品概要が理解できないSONYみたいなネーミングセンスをしている。
7200mAhのバッテリーを内蔵し、Type-Cで給電が可能。
なんと緊急時には外部給電バッテリーとしても使用することが可能。
アウトドアでの使用時に役に立ちそうだ。
大きさは上記製品写真でわかるように、ハンドバック並みに小型。
38cm～102cmまで伸縮する事が可能であり、様々なシチュエーションに対応することが可能。
肝心の駆動部はDCモーターであり、7枚羽根を搭載している。
風力調整は4段階でリモコンも付属、とまぁ必要性低減のスペックを備えている。
そのくせ6000円程度で購入が可能であり、そこらの有象無象のDCモーター扇風機よりも格安で入手することができる。
コンパクトなモデル、というのを差し置いても非常にお得な商品だ。
そして中華ガジェットファンには必須の”怪しさ”も勿論持ち合わせている。
上記画像から確認できる「伸縮でき」という文言…ゾクゾクするよなぁ？！
Keynice KN-Q8 の外観
まずは外箱のウラオモテ。
簡素ながらもちゃんとしている。
ズルっと中身を引き出したところ。
中身はこのように。
AtoCケーブル。
3.0なのかは不明だが、内部端子が群青色（瑠璃色？）となっている。珍しい。
リモコン。これも充電式。
ぶっちゃけオマケ品質の簡易なものだが、必要最低限の機能があり不足はない。
ちなみに何故か本体にくっつく。地味に便利。
そんな本体はこのようにコンパクトサイズ。
持ち運び用の取手が付属しているのも可愛らしいポイント。
本体上部に給電ポート、右側面に外部給電ポートが備わっている。
めきょっとトランスフォーム。
やべえ撮影ボックスに収まらねえ。
コレが扇風機モードになったお姿。
普通に扇風機している。
最大まで伸ばすとこんなに伸びる。
なるほど1メートルはある。
本体にはボタンが4つ、風量のLED、リモコン受光部がある。
見ての通り本体ボタンのボタンは蛍光灯下だと白飛びしてマジで見えにくい。
ちなみに上から「タイマー」「首振り」「風量」「電源」となっている。
ちなみにリモコン含め操作音がクソ五月蝿くて面白い。
スイッチを押すたびに「ﾐﾞｯｯｯ!!!!!」って音がする。
首振りは本体そのものが回る。
本体最下部に”ろくろ”のような機構があり、これを土台として回る。
体重測定は825g程度。全然軽い。
Keynice KN-Q8 の良いところ
軽くて持ち運び便利
小型コンパクトの面目躍如というか、本機のお手軽感は本当に便利。
作業机であるとか洗面台であるとか食卓であるとか、本機の小ささ故に設置スペースを問わず好き勝手に置くことができる。
軽いことも相まって持ち運びも大変にラク。
7200mAhのバッテリーの恩恵も大きく、半日つけっぱなしでもバッテリー切れにはならないタフさがある。
また携帯扇風機とは異なり、しっかりとした風量を保持できているのもまた魅力だ。
必要とあらば1m程度まで高さ調節することもできるので隙はない。
ちなみに、筆者は”ガチめのお料理男子”であり、火柱とか上げながら鉄フライパンを振り回している。
6月半ば以降に作る高火力中華料理は本気で汗まみれになるので、本機をキッチンに直起きして利用している。
また同時期より感じ始める”トイレでうんこしている時の灼熱感”の軽減にも一役買ってくれる。
このように、「場所を問わず」「必要なところに」「簡単に」置くことができるのが本機の魅力だ。
簡易小物入れとして便利
本機は本体首を格納するために本体下部にくぼみが設けられている。
ここは通常利用時はただのくぼみとして目に入ることになるのだが、実はスマホがピッタリサイズで入る。
横向きも縦向きもいい塩梅で入るのでそれなりに役に立つ。
筆者的には就寝時にベッド横に置く際に、このように睡眠グッズ入れとなっている。
特に耳栓のような小さいものを入れるにはうってつけだ。
本機の持ち運びやすさも相まって、意外にこの機能（？）は役に立つ。
自宅利用であれば上記のような日用品置き場になるし、キャンプ上であれば小道具やスパイスの置き場所にもってこいだ。
まぁ、想定された使い方ではないだろうけども。
Keynice KN-Q8 の微妙なところ
現状特になし。
他脳死企画のようなツッコミどころ満載のおもしろ製品かと期待したがそんなことはなく、普通に使えてしまってレビューするうえで面白くなかった、というのが唯一の残念なところか。
いや、上述したようにリモコン含め操作音がクソ五月蝿いところだろうか？
スイッチを押すたびに音割れした「ﾐﾞｯｯｯ!!!!!」って音がするのは、まぁ面白ポイントだと思っているから個人的には欠点じゃないけど。
Keynice KN-Q8 の総評
軽くてコンパクトで便利で普通に使えてしまう扇風機。
金もらってんのかってぐらいポジな評価となっているが、別に案件でもなんでも無い。
念のため、本機のコンパクトさの恩恵は使用用途にもよるかもしれないとは思うこと補足しておこう。
例えば風呂上がりの涼みなどでは、風量はともかく本機の小ささに不足を感じるものであるし、首振り機能で部屋全体の空気の循環を行うというのも不相応だろう。
ただソレ以外であれば本機で十分といえるポテンシャルがあるので問題はないと思う。
コードレススマート扇風機は数あれど、結局音声アシスタントなんて使わないしね。
コードレス扇風機であれば本機で十分でしょ、と筆者は考える。
