【Truengine 3SE レビュー】期待のTruengineシリーズ最新作を買ってみた。とても優秀だけど、Truengine SEに比べると一長一短か。

安くてそれなりに良い音を提供してくれるSOUNDPEATS社より、新たなTWSが突如販売開始となった。
高音・低音を強調する二重のドライバーユニットを搭載したTruengineシリーズより、
「Truengine 3SE」が6月28日に突然Amazonで扱われるようになったのだ。

しかも7/5までの限定クーポンも配布され、定価6,290円のところを5,032円で購入可能という売出しブーストまで仕掛けてきている気合の入れっぷり。

自分はTruengine SEをすでに所持しているため、発表当初はそんなに欲しいとは思わず、本ブログで紹介記事の一つでも書いてみるかー程度にしか思わなかった。

がしかし、メルカリでTruengine SEが4,000円近くでやり取りされていることを知る。
自分はTruengine SEをAliexpressのセールで4,100円で購入しているので、全然もとが取れる。
なので、Truengine SEを元手に買い替えても何ら問題ないと判断した。(超理論)

これがガジェオタの末路である。

本稿では、Truengine 3SEと間もなく荷馬車に揺られていくだろうTruengine SE君とを徹底的に比較レビューを行っていきたいと思う。

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Truengine 3SE の基本データ

Truengine 3SE について

Truengineシリーズは高音・低音をそれぞれ担当する二基のダイナミックドライバーを搭載していることが特徴。
複数のドライバーを搭載し、それぞれに高音担当・低音担当と役割を当てることで全体のバランスを整え、高音質と高出力を可能にするというわけだ。

最近のTWSは正直、多ドラ構成は珍しくも無いっちゃ無い。
ただTWSの構成上、筐体の大きさに限度があるため、比較的に小型なBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーとのセットが多く、ダイナミックドライバーを2つ搭載モデルはTruengineシリーズを含めても数えられるほどしか存在していない。

この構成のおかげで安価な割にそれなりに良い音を鳴らしてくれるので、自分は好んで使用している。
この値段なら無くしたって水没させたって諦めつくからね。

Truengine 3SEは、そんなTruengineシリーズの最新作である。
ともすれば、いろいろなところが進化し、より魅力的になっていることだろう。
以下に両者のスペックを書き出してみよう。

 Truengine3SETruengine SE
Bluetooth規格5.05.0
ドライバー高音・低音デュアルダイナミックドライバー高音・低音デュアルダイナミックドライバー
SoCQCC3020QCC3020
対応コーデックaptX、AAC(iOSのみ)、SBCaptX、AAC(iOSのみ)、SBC
TWS Plus対応対応
操作方法タッチセンサー物理ボタン
デュアルマイク対応非対応
防水等級IPX5IPX4
イヤホン本体の再生時間約6.5時間約6時間
充電ケースと併用の再生時間最大約30時間最大約27時間
充電端子USB Type-CMicroUSB
値段¥6,290¥5,990

…うーん、確かに進化はしている。
タッチセンサーになることで、より防水品質も高まった。
USB Type-Cにも(やっと)対応したし、デュアルマイクにも対応して通話品質も劇的に向上した。

だが肝心の音質面はどうだろう。
SoCに変更なく、対応コーデックも増えたわけでもない。
音質面におけるスペック値は、Truengine SEと何も変わらないのだ。

まぁ、あくまでスペック値。
実際聞いてみないと、こういうのはわからない…。
音質レビューは後述する。

Truengine 3SE の外観

まずは外箱。
左がTruengine SE、右がTruengine 3SEとなる。
デザインに大きな違いはない。

箱を開けたところ。
次回に使用できるクーポンと本体が含まれている。

本体と内包されたパーツ群。
Comply製のイヤーピースが1ペアおまけでついてくる。

ケース比較。
左がTruengine 3SE、右がTruengine SEとなる。
縦幅・横幅・高さはほぼ変わらず。
Truengine 3SEのほうが天板が平たく、全体的に楕円柱に近い形態をしている。
個人的にはTruengine SEのほうが握りやすく持ち運びやすい印象。

開けたとこ。
黒と金をあわせた高級感のあるデザイン…と言いたいところだが、
黒がマット素材のため、そこまで美しいデザインとは言い難い。
まぁ、Truengine SEのほうがダサいので全然まともではあるが。

LEDを点灯させたとこ。
電池インジケータは4段階となっており、Truengine SEより大きく見やすい。

中身比較。デザイン的に大きな違いはない。
若干Truengine 3SEのほうが小さく、薄い。
充電の接点端子が一つ少なくなっている。

Truengine 3SEのドライバの配置は、Truengine SEに比べてギュッとしている。
なんだかドライバ口径も心持ち小さく見えるが、実際はそんなことはない。

Truengine 3SE の重量

小型化しているのにTruengine SEよりTruengine 3SEのほうが重い。
以下は計測結果である。

Truengine 3SEの本体は、イヤホン込みでピッタリ50g。

対してTruengine SEの本体は、イヤホン込みで53.6g。

Truengine 3SEのイヤホンは、5.1g。
なおイヤーピースは外している。

対して、Truengine SEのイヤホンは、5.0g。
こちらもイヤーピースは外している。
何度計測しても、Truengine 3SEのほうが0.1~0.2g重い。

「Truengine 3SEは、前作TruengineSEよりイヤホン本体の15%小型化を実現」
という商品説明であるため、軽量化したというような情報はないので偽りは無い。
TruengineSEよりぎっしり詰まっている、ということか。

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Truengine 3SE の良いところ

Truengine SEに比べてとても優れた装着感

Truengine 3SEはTruengine SEに比べて、若干の小型化が行われている。
見た目としてはあまりにも若干過ぎるのだが、いざ装着してみるとあら不思議。
Truengine SEに比べてとても優れた装着感を味わうことができる。

Truengine SEの場合は、装着しながら運動や食事を行うとだんだんとズレてくることがあった。
また装着時に笑うなど、表情筋を動かした場合は100%ハズれており、若干のイライラポイントでもあった。

ところが、Truengine 3SEはそういった事象が未だ発生しておらず、明確な改善が行われたと感じることができる。
痛くなることもなく、うっとおしさも感じない、とても良い進化だといえる。

また、付属のComply製のイヤーピースを装着することでよりその性能を引き出すことが可能。
優れた装着感に加え遮音性と密着感をプラスすることが可能であり、アクティブノイズキャンセリングいらずの外音遮断効果を得ることができる。
これ本当にスゴイ良い。

Comply製のウレタンイヤーピース

Truengine SEに比べて段違いの通話品質

デュアルマイクは伊達じゃない。
Truengine SEで通話するとフィルターがかかっているような音となり、良く相手側から「聞こえづらい」と言われることが多かった。
対してTruengine 3SEでは明瞭な通話が可能。
もちろんCVC8.0ノイズキャンセル機能に対応している。

充電端子がUSB Type-C!

むしろこれだけのために買い替えたと言っても過言ではない。
MicroUSBは充電効率も悪く、そのためのケーブルも持ち歩く必要があるので荷物が増えてしまう。
自分のように所持デバイスをUSB Type-C規格に統一したい人には、Truengine3SEに買い換える価値は十分にある。

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Truengine 3SE の残念なところ

やっぱりTruengine SEと音質変わらず

結局スペック値は正しいんだなぁと痛感させられた。
なんだったらエージングの済んだTruengine SEのほうが音良いんじゃね?と感じるぐらいだ。
もっとも、20時間ぐらい聴き込んだら同レベルにまでなったが、いうて同レベルである。

だからといってTruengine SEもTruengine 3SEも、音質面に関してはこの価格帯ではめちゃくちゃ優秀なので特に不満は無い。

高音は耳に刺さらず、かといって曇りも少なく解像度もそれなりだ。
低音はしっかりとしたキックを味わえる振動するタイプで、ダイナミックドライバーの美味しさをとてもうまく引き出せていると感じる。

流石に解像度や音の伸びに関してはNUARL N6 Proのほうが優秀であるが、値段が3倍も違うものと比べるのも酷なもの。
この価格としては全然及第点と言えるだろう。

ケースの蓋がガバい

これがかなり致命的。
動画に撮影したので以下を確認いただきたいのだが、自重で閉まるぐらいガバい。

Truengine SEとTruengine3SEの蓋の違い

これの何が問題なのかというと、本当に、少しでも手が触れようものなら閉まってしまうという事だ。

Truengine SEは蓋がしっかりしており、どんな角度だろうが蓋の状態を維持してくれるため、イヤホンを取り出しやすく仕舞いやすかった。
ところがTruengine 3SEは上記の通りなので、開ける場所を選ぶ上にめちゃくちゃ仕舞いにくい。
改悪以外の何物でもない。

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Truengine 3SE の総評

Truengine SEから良くもなっていれば、悪くなっているところもあり、甲乙非常につけがたい代物といえる。
Truengine SEを所持している人は買う必要が無いといえるだろう。

個人的にはUSB Type-Cに対応し、装着感があがったということもあり、十分に満足している。

Truengine SEという優秀な機種と比べた結果の意見となるため、多少辛口になってしまっているが、もしTruengine 3SEがTruengineシリーズ初めてという人ならば、とても満足できる製品ではなかろうか。

7月5日までの期間限定で、Amazonでクーポンを適用することで定価6,290円のところを5,032円で購入可能。
以下のクーポンコードを購入時に入力することで適用可能だ。
Truengine 3SEを安く手に入れたいのであれば、今がチャンスと言えるだろう。

クーポンコード:AXIM3VL7

2020/7/6:追記
ぶっ壊れた

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