【AZLA ASE-500 レビュー】装着感最高。音も意外と良い。オマケも充実でスバラシイ。

5.0
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一時期オーディオ界隈でザワついていた本製品。
筆者もザワつきたかったので、遅ればせながら入手してみた次第。

ということで今回はAZLA ASE-500をレビューしていこうと思う。

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AZLA ASE-500 の基本データ

AZLAについて

AZLAは2017年に創設された韓国のイヤホンメーカーだ。
一応イヤホンメーカーとして紹介はするが、日本国内に置いてはイヤーピースの方が種類が多く知名度も高い印象。

イヤピについては結構こだわりがあるようで、形状とかではなく材質に力を注いでいる様子。
医療用シリコンであったりリキッド・シリコン・ラバーを採用したりと、大変品質のよろしい材質のイヤピを展開している。

ちなみに筆者は以前同社のイヤピを使用したことがあり、正直ビミョーとレビューしている。

公式HP(韓国語)はこのリンクより参照。
日本のHPはアユートのサイトより参照。

AZLA ASE-500 について

AZLA ASE-500とは、曰く「AZLA史上、最高の寝ホン」である。
“AZLA史上最高の”とか言うてますけど、AZLAさんって寝ホンなるものはコレしか出してないですやん、と思うのは筆者の知識不足なのだろうか。

まぁともかく、本機は寝ながらでも使用しやすく、これまでにないモチモチとした優しい着け心地を実現することを主題としている様子。
ドライバーとケーブルを除く全てにシリコンを使用した「フル・シリコン構成」を採用、ハウジングもシリコン素材のため柔らかく、また突起がない形状で横向きで寝ながらの使用も可能としている。
5.7mm径の超小型高性能ドライバーを搭載しており、シリコン筐体でドライバーを包み込む設計によってフィッティングを向上させているとのこと。

そして何より特筆すべきなのが、本機のオマケが充実しすぎていることだ。
本機には96kHz/24bit対応のType-C DACケーブル「A100」とUSB A変換アダプターがオマケで付いてくるだけでなく、AZLA SednaEarfit MAXまで付属している。

AZLA SednaEarfit MAXは医療用シリコンを採用した高級イヤーピースであり、これ単体で2500円ぐらいする。
対して、本製品はイヤホンも付いてDACもついてAZLA SednaEarfit MAXもついて1900円で買える。
これがオーディオ界隈がザワついていた理由だ。

本製品は当初からこんな頭のおかしい値段設定ではなかったようで、発売当時は4000円以上はしていた様子。
だがしかし、何がどうしてこうなったかは知らないが、現状こんなヤケクソ価格になっているのは間違いない。
投げ売りして販売終了するつもりなのかと思ったが、なんだかんだ2か月は続いているので固定価格として展開されているようでもある。
一体何があったんだ…。

12/10
この記事出して1週間ぐらいで品切れ、復活したと思ったら値上げしてた。
祭りは終わったんやなって…。

AZLA ASE-500 の外見

外箱は安価なイヤホンという感じ。

中身はこの通り。

これだけでイヤホンの値段超えているはずのオマケ達。

Typc-Cなのでイヤホンジャックの無いスマホでも使用可能。
Typc-C端子の入力ができない場合はA端子に変換可能。

ケースはラバー素材の”がまぐち”タイプ。

イヤホンもケーブルもシリコンで覆われている。
ベタつきもなく手触りは良い。
ただ、カエルの卵みたいだなって思わずにはいられない。

筐体そのものもシリコン素材のため、上記のように少しの力で変形する。
なるほど寝ホン。

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AZLA ASE-500 の良いところ

装着感はバッチリ。意外と音も良い

まず装着感がスバラシイ。
フル・シリコン構成の恩恵か、長時間の装着でも全く痛くならず、吸い付くような密着感と遮音性を味わうことができる。
柔軟性がかなり高く表情筋の動きに左右されることが無いので、ボイスチャットしながらのゲームなどともかなり相性が良いと感じる。

音質に関しても中々なもので、音域のバランス感は良い。
ピアノの打鍵感やクラップなどのアタック感のリアリティが高く臨場感がある。
金属音のサスティンは価格以上でありボーカルも聴きやすい。
潰れがちな箇所もなく、ホール感を感じる音場がある。
低音の締まりが弱いのと解像度が低い点が気になるところではあるが、1900円のイヤホン(恐らく1900円もしないイヤホン)に何を言っているんだという話でもある。
というか、その程度のイヤホンと舐めていただけに、この音質には正直驚かされた。
全然使える。

オマケが嬉しい

本命はこっち。
AZLA SednaEarfit MAXの全サイズがオマケで付いてくるとか何かのバグだろ。
気が向いたらこのイヤピのレビューでもするか。

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AZLA ASE-500 の残念なところ

今のところ無し。

が、フル・シリコン構成であることに起因したトラブルが発生する可能性は十分に考えられる。
長時間の使用に伴うヒビ割れや変色の発生、シリコン特有のベタつきの発生等は想像に難くない。
耐久性に難がありそうな製品ではあるが、別にいいんじゃねと筆者は思う。
だって安いし。

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AZLA ASE-500 の総評

装着感最高。音も意外と良い。オマケも充実でスバラシイ。

正直オマケ目当てで本製品を購入したわけだが、上述したようにイヤホンそのものの出来もよく、相対的に満足度は爆上がりだ。
このお祭り価格は現在進行系なので今からの参加も十分に間に合う。
乗るっきゃ無い、このビッグウェーブに。

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