あのHiFiMANから音質重視のTWSが発売される予定。その名もTWS800。
海外では10月中の発売を予定していたそうだが、少し伸びそうな目処感。
日本国内でも年内の発売を予定しているみたいだ。
このHiFiMANのTWS、「TWS800」の何がすごいかというと、なんとアンプを装備している。
TWSはバッテリーとSoC、Bluetoothモジュールとドライバー、商品によっては制御回路がついてといった具合が基本の構成となり、アンプ内蔵なんてものは本製品が世界初になる。
TWSにアンプ内蔵という中々にぶっ飛んだTWS、色々気になるではないか。
TWS800 について
簡単に紹介してしまえば上記の通り。
書き起こすと以下のようになる。
TWS800 | |
---|---|
Bluetooth規格 | 5.0 |
ドライバー | トポロジダイヤフラムダイナミック |
SoC | ? |
対応コーデック | AAC、SBC |
操作方法 | タッチ |
防水等級 | IPX4 |
連続再生時間 | 4.5時間 |
充電時間 | 30時間 |
充電端子 | TYPE-C(?) |
その他 | 5〜6 mWのアンプ内蔵 パッシブノイズキャンセル対応 |
トポロジカルダイアフラムドライバーが本製品の肝である。
曰く、ナノ技術を活かしたトポロジー振動板であるとのこと。これは異なるナノ素材は物性も異なるという点から振動板にナノ素材のパターンを描き、振動板の伝搬をコントロールすることに期待ができる。結果として通常のTWSよりも鮮明な音響を提供できるとのことである。
また、150Ωという高いインピーダンスを要するが、内蔵のアンプで鳴らし切ることが可能。
このおかげで低電圧ポータブルデバイス(スマホやタブレットなど)でも十分な音質で鳴らすことができるという。
カタカナが多いうえに何言ってるかわからん。
ナノ素材のパターンってなんだよって感じなんだけど、まぁとにかくすごいんだなぁと思った。(小学生並みの感想
トポロジカルダイアフラムというはHiFiMAN商品に共通する特殊な形状のダイヤフラムのこと。
構成的にはシングルのDDであるが、分離感が高く且つ音場も広く、臨場感を損なわないととても評判が良い。
例えば以下「HIFIMAN RE800J」等がトポロジカルダイアフラムを搭載している。
ドライバ口径や内蔵SoCの情報などは調べても出てこないため不明。
他のTWSのとは全然違ぇからよというプライドと言うかオーラがすごい。
上記画像を確認する限りは、パッシブノイズキャンセルにも対応している模様。
低周波音の騒音をブロックする事はできそうにないため、まぁゼンハイザー製品のような弱めのノイキャン程度に考えておけば良いかもしれない。
上記スペック表を見てもらえば分かる通り、機能はそれなりに充実。
これでも値段が「299$」という、決して手が届かない値段ではないのが驚きだ。
2020年10月27日現在、31,350円というところ。
Technicsと同額と考えると、まぁその辺りをライバルにとらえているのかな。
アンプ内蔵ということから、筐体はかなりデカめ。
それに付随しケースもなかなかにでかそう。
しかしながら、そのケースの大きさはいろんなイヤーピースを装着してもケースに収めることができるという、オーオタ向けの粋なはからいでもあったりする。
タッチ操作は中華端末のようなやつで若干操作し辛そうだなぁという印象。
この点ではやっぱりNUARL N6 Proのような物理ボタン式が最強だな。
アンプ内蔵のTWS、早く聴いてみたい!
全く想像もできないアンプ内蔵のTWSの登場に期待が膨らむところ。
TWSは音が悪いというTWSの常識を覆せるかもしれない。
海外市場でも見かけないので輸入も今のところできなさそう。
情報に更新があり次第、本記事で更新を行っていきたい。