【SpinFit W1 レビュー】装着感と音質のバランスが取れた良いイヤーピース。でも高い。

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筆者は本ブログで散々紹介しているように、final Eタイプのイヤーピースを大変に愛用している。
柔らかく装着感もよく、音質の向上も期待できる。
それでいて値段もお手頃という、まさに万能なイヤーピースだ。

中華イヤホンは標準で付属するイヤーピースやケーブルの質が正直良くない。
「どうせお前ら取り替えるだろ」という、制作側の意図が見えるような結構適当な作りが目立つ。
まぁそこらのコストをカットすることで安く提供できているという面もあるようにも思えるが。
この傾向はKZの製品がとても顕著。標準はまじでゴミ。

KZ
「KZ」の記事一覧です。

という語りで始まる毎度のイヤピレビュー。
前回の「MOONDROP 清泉」は本当に申し分がなく素晴らしい製品であった。
もう今後はコレだけでいい、そう思っていた。

ところがどすこい、ブラックフライデーで安くなっていた本製品を見かけて思わず購入。
衝動買いが一番楽しい。そうだろう?
ということで今回は、SpinFit W1をレビューしていこうと思う。

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SpinFit W1 について

公式HPより、本商品についての説明は以下の通り。

・ハイエンド有線イヤホン向けイヤーピース。サウンドチューブ内径は4.4 mm。
 全てのサイズが1ペアずつ同梱します。
・ノズルを完全に覆う構造の、新採用技術「ダブルウェーブ加工」により、耳から落ちにくく安定した装着感を実現します。
・医療安全性規格ISO10993を取得した医療用グレードのシリコンが採用されています。
 長時間つけていても痛みやかゆみが生じにくく、使えるのがかなり快適です。
・繊細で豊かな音を再現でき、低音域から高音域まで伸びのある音質が特徴です。
・音質・装着感、両方の面でSpinFit独自の3Dクッション構造の良さをより効果的に感じられます。
※W1をイヤホンから外すときに、ノズルにしっかりハマるのでご注意ください。

Spinfit-W1

なんというか、素直な印象を受ける。
イヤホン/イヤピにありがちな、ルー大柴みたいなカタカナ語の乱立や「よくわからないけどすごそうな技術説明」等があまり無く、且つ箇条書きで解りやすく纏められている。
他社製品も見習って欲しい。

AZLA SednaEarfit Crystalのようなエグすぎる”こだわり”は感じないまでも、本製品のコンセプトとしては「音質面」というよりかは「装着感」を重視したモデルのようにも読み取れる。

このようにHPのデザインを含めかなりシンプルで情報に乏しい本製品ではあるが、国内外含め評判はかなり良い方。
自分の感覚では「ComplyとSpinFit買っとけば間違いない」と言われるぐらい、だと認識している。(諸説あり)

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SpinFit W1 を開封

まずは外箱から。
内容物に対し、長すぎるしでかすぎる。

このように本製品は中央に6個のみ存在する。
この箱の1/2は何も入っていない虚無空間なのだ。
SDGsって知ってるかい。

サイズは色分けになっていてわかりやすい。
L:バイオレット / M:オリーブグリーン / S:コーラル、という具合だ。
っていうか「コーラル」って珊瑚だろうに。
コーラルピンク/コーラルオレンジって表現すべきでしょう。

AZLA SednaEarfit Crystalよりも薄く柔らかく、MOONDROP 清泉よりも気持ち厚く硬い印象。
もしかしたらMOONDROP 清泉と同じぐらいかも。
ただ触感以外の要素で柔らかさを感じることができるのが面白い。理由は後述。

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SpinFit W1 の装着感と音質

SpinFitが特許を習得しているという「3Dクッション構造」が大変良い。
耳に入れてすぐわかる、柔軟性とフィット率の高さは筆舌に尽くしがたい。

感触としてはAZLA SednaEarfit Crystalとまではいかないまでも(MOONDROP 清泉に近い?)、なかなかなの密着感と吸い付き感を感じることができ、且つ”より奥へ”入っていく感触がある。
これは間違いなくステム部分に存在する可動性の高い「3Dクッション構造」の恩恵であり、それの確かな技術力が示す装着感であるということに他ならない。

では装着感重視であるのかといえば”そうではない”のが本製品のより良いところ。
全体的にバランスの良い出力傾向を維持し、何かを強調するとか何かが減衰するといった味付けは無く、比較的ナチュラルに出力してくれる印象を受ける。
これは筆者が好んで使用していたfinal Eタイプに通じるものがある。
それでいてMOONDROP 清泉レベルの装着感があるというのは面白い。
総じてバランスの良い、気持ちの良いイヤピであると評価できた。

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結論、良いけど高い

評価としては、自分の中ではfinal Eタイプよりちょい上となっている。

サイズがSMLと揃っており、装着感も高く、音質も崩れない。
密着感はAZLA SednaEarfit Crystalとまではいかないまでも、3Dクッション構造による抜群の柔軟性とフィット感を感じることができ、妥協感は無い印象。
final Eタイプと同等の良音質を維持しつつ、final Eタイプより装着感が良い。

で、あるが、何よりも高すぎ。
セールだから購入したものの、通常Amazon価格2490円は高いって。
AZLA SednaEarfit Crystalは「装着感は他の追随を許さないものの、音質をガタガタにするうえ3000円もする」というトンデモ製品であるが、本製品も価格面では正直”大概”であると言わざるをえない。

であれば、価格面音質面で満足度の高いMOONDROP 清泉のほうが自分的にはオススメ。
サイズさえあれば清泉は本当に最強。是非試してみてほしい。

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