
自分がメインで使用しているXiaomi Mi 9T pro、もといRedmi K20 Proの後継機である、Redmi K30 Proが24日に発表された。
調べれば調べるほど、その優秀なスペックと価格設定でワクワクさせてくる。
前機種同様、とても魅力的な機種であるといえるだろう。
以下にそのスペックについて概要を纏めていく。
Redmi K30 Pro について
スペック
以下は自分が重要視するスペックを抜粋したもの。
他スペックや詳細については公式ホームページで確認してほしい。
SIM | Dual SIM (Nano-SIM, dual stand-by) |
カメラレンズ | 64 MP, 26mm (wide), 1/1.72″, 0.8µm, PDAF 5 MP, 50mm (telephoto macro), AF 13 MP, 13mm (ultrawide) 2 MP, (depth) |
カメラセンサー | Sony IMX686 |
防水性能 | IPX 5 |
Chipset | Snapdragon 865 (7 nm+) |
ストレージ・メモリ | 128GB 6GB RAM 128GB 8GB RAM 256GB 8GB RAM |
Wi-Fi | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | 5.1, A2DP, LE, aptX HD, aptX Adaptive |
GPS | dual-band対応 |
スピーカー | ステレオ |
画面 | Super AMOLED |
解像度 | 1080 x 2400 pixels・6.67 inches |
バッテリー | 4700mAh |
寸法・重量 | 163.3 x 75.4 x 8.9 mm・218 g |
予想最低価格 | 約47,000円 |
前機種との目立つ違いは、
aptX Adaptiveに対応、IMX686搭載、ステレオ装備、IPX 5取得、ax規格をサポート、Snapdragon 865搭載、4眼装備。
といった具合か。順当な進化を遂げている。
つい最近発表されたRedmi Note 9Sとは、やはりというか、当たり前なのだけれど雲泥のスペック差だ。
リフレッシュレートは変わらずの60Hzなのが唯一の欠点か。
カメラは4眼へ。フロントは相変わらずポップアップ式。

最近のトレンドの「でかい一眼カメラに見せる」というデザインを採用。
Xiaomi Mi Note 10のようにポコポコとカメラが付いたデザインはどうやら過去のものらしいが、なぜかMi10では採用されているのでどういう基準なのかわからない。
メインカメラは6400万画素+1300万画素+800万画素+200万画素の4眼装備。
前機種が4800万画素だったのでここも進化ポイントなのだが、もはや画素数が上がりすぎてて違いが体感で得られないので自分はどうでもいい。
注目は50mmのマクロカメラを搭載している点。
マクロ撮影って地味に便利で、本やチラシなどを撮影するときに活躍したりする。
最近の機種の「100倍ズーム」とかよりもよっぽど需要があると個人的には思っている。
なお、このマクロカメラを望遠カメラに変えたRedmi K30 Pro Zoomも同時発表されている。
800万画素の望遠カメラは光学3倍ズームに対応しています。ハイブリットズームでは30倍までズーム可能とのこと。

フロントカメラは安心と信頼(?)のポップアップ式。
2000万画素を搭載の他、前機種から大まかな変更点はなさそう。
自分がXiaomi Mi 9T proをえらく気に入っている理由の一つにこれがあり、
フロントカメラを使わない人間にとっては、このようにずっと収納していてくれたほうがデザインも画面の視認性も損なわれずちょうどよい。
最近のパンチホールタイプも悪くはないんだけど、フロントカメラを使わないなら画面に無いに越したことはない。
まさかのステレオスピーカーを装備

Hi-Resに対応したステレオスピーカーを装備している。
パンチホールも無い完璧なAMOLED画面をフルで活かした映像やゲームを、ステレオスピーカーで楽しむことができる。
恐らく、これができるのは現状この機種しか存在しない。
デザインはシンプル路線に変更。個性が消えてしまった。

ぱっと見、Redmi Note 9Sと変わらない。
電源ボタンが色違いなところが前機種の名残なのかもしれないが、他はもうありふれたデザインに成り下がってしまっている。残念だ。
前機種のデザインも正直やりすぎ感はあったものの、十分に個性的であり、且つノリに乗っていたMi 9シリーズを象徴するような燃え上がるホロデザインは個人的には気に入っていたところでもある。
順当な進化を遂げた、化け物の再臨に期待

他、温度センサーを搭載し発熱を抑える冷却機構や、ゲームプレイをサポートする4dモーター等、スペシャルな機能を備えており、マルチメディア全般に全力で対応してきている様子。
こんな機種が、発表時点では日本円で約47,000円で購入可能とのこと。
発売からしばらく待てば十分3万台まで落ちる圏内の価格設定なので、
前機種に続き最強のコスパモンスターの登場となることは間違いないだろう。
前機種のK20 Proも、Snapdragon 855を搭載し、ポップアップカメラにAMOLEDを装備、更には画面内指紋認証を備えて3万円台で購入可能だった。Mi 9T Pro(K20 Pro)然り、Mi9シリーズは、スマートフォン市場を価格競争に巻き込んだ功労者であり、価格と性能のバランスで他の追随を許さない2019年度の覇者だったと思う。
良いものを安く、みんなの手に。素晴らしいことだ。
先日、そんな高コスパモンスターの後継機のXiaomi Mi 10が出たということで、ワクワクしながら発表を見ていたのだが、ただの高価格高スペックになってしまっており拍子抜けしてしまった。そりゃあ高価格なら高スペックでしょうよ。
Redmi K30 Proは、変わらずK20 Proの息吹を感じる事ができる。
それが自分は一番嬉しい。