
いつの間にかKZ Z1が発売されていた。
公式ホームページは上記画像のように未だ「Comming soon」の状態なのに、aliexpressではすでに注文できるようになっている。
公式ホームページを毎日訪れ、マダカナーマダカナーと待っていた私は何だったのだろう。
ショップTwitterも喜々として発売したよーなんてツイートしてやがる…。
公式ホームページも更新されてないのに何言ってだこの野郎。
なにはともあれ、無事発売できたようで何より。
以下記事でも熱く語っている通り、自分はこのKZ Z1の公式発表を楽しみにしていた。
早速発表された内容をおさらいしてみよう。
KZ Z1 について
スペック
以下は自分が重要視するスペックを抜粋したもの。
他スペックや詳細については、AliExpress.comを確認してほしい。
対応コーデック | SBC(?)、AAC |
BTチップ | ? |
DACチップ | ? |
Bluetooth | 5.0 |
重量 | イヤホン単体:5.1g ケース:50g |
バッテリー | イヤホン単体:30mA ケース:400mA |
連続使用時間 | イヤホン単体:2時間 ケース:100時間 |
その他 | physical noise reduction(CVCノイズキャンセリング?) ハイパフォーマンスゲームモード搭載 |
この価格帯よろしく対応コーデックはAACのみ記載。
おそらくSBCにも対応しているはずだろうけども、詳細が公開されてないので今の所不明。
バッテリーが2時間しか持たないと記載がある。
これは前作「KZ S1/S1D」の3時間よりも短いということ。
ただでさえ、バッテリーが持たないと言われていた「KZ S1/S1D」よりも短くしてきた理由とは一体。
まぁ、10mmというDDが筐体を圧迫している影響なのだろうけども。
面白い事を実装する代わりにユーザビリティを犠牲にするというKZ社の悪いところがまた出てしまったようだ。
physical noise reduction機能というものを搭載しているようだが、この価格帯でのANCはあり得ないだろうし、CVCのことかな?
ここも詳細が無いため、どのようなものか不明。
紹介されている特徴
「XUN」ユニットと呼ばれる、”twsプレシジョンキャビティターボチャージャー技術”が採用された何だかよくわからんが凄そうな機能を有しており、ダイナミックな音を出力すると同時に、独自回路を搭載することで音質のロスを低減できるとか。
ぶっちゃけ、以下の画像の説明を読んでも車のターボエンジンみたいなこと書いてあるので、眉唾ものでしかない。

ハイパフォーマンスゲームモード(低遅延モード)を搭載しており、任意で切り替えることができる様子。
だったらもとからAACより低遅延のaptX対応にすればよくね?とも思わなくもないが、おそらくコストカットのためにQualcomm製のチップを積まなかった事(非公開情報であるが)に起因していると思われる。

デザインはKZ E10よりか?
以下の画像を見てもらえば分かる通り、筐体が耳の形状にフィットするようなデザインとなっている。
これは「KZ S1/S1D」というより「KZ E10」の筐体デザインに酷似しており、同社製品である「KZ ZSX」を彷彿とさせる。
ただし、1DD構成や筐体の表面デザインなどは「KZ S1D」に似ているため、今までのKZ製TWSのキメラのような印象となっている。


翡翠のようなカラーリングも健在。
光沢がより出ている印象で、塩ビパイプ感は消えたか。
10mmDDを搭載している影響で下部が異様な膨れ方をしている。
KZ Z1 の感触
KZらしさを余すことなく詰め込んだ意欲作と思える。
KZ社の良いところも悪いところも詰め込んだ、KZ製TWSの集大成といった印象。
商品として面白いしとても興味深いが、バッテリーが2時間しか持たないのはどうだろう。
そこが引っかかって購入に踏み切ることができていない現状だ。
上記ツイートの通り、現在40%OFFらしい(KZ製品はいつもそんな値引きが入っているが)ので、購入するなら今が良い時期なのだろうけど、うーん悩む。