【KZ PR1 レビュー】久々の当たりKZ。新たな入門モデルとして十分に「アリ」

4.5
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またKZのイヤホンです。
また挑戦していたので。

ということで、本ブログ常連のKZイヤホン新規メンバーを入手したので紹介していく。
今回も特に調べず気の迷いで購入している。
もう何個目だかわからんけど、自分のブログを見返してみると10個目らしい。

KZ
「KZ」の記事一覧です。

最近中華イヤホン業界でトレンドになっている平面駆動ドライバを搭載したKZ初のイヤホン。
巷では”KZはオワコン”なんて言われて久しい昨今、頑張ってくれという気持ちが強いが、いつもの通り正直にレビューしていこうと思う。

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KZ PR1 の基本データ

KZ PR1 について

KZ PR1は、中国は深センに拠点を構えるKZ社(正式名称:Knowledge Zenith)から発売されている、KZ社初の平面駆動ドライバーを搭載したイヤホンだ。

平面駆動ドライバについては以下HIFIMAN HE400seのレビューでも記載している通りではあるが、広い周波数帯域で”歪み”の非常に小さい音楽再生が可能になるドライバの事。
振動板(コイル)全体を揺らすことにより出力音のバランスが非常に良くなるという傾向がある反面、機構的に全面にコイルを張り巡らせる事になるため、大型化・コストがかかってしまうという特徴がある。

で、そんな平面駆動ドライバをイヤホンサイズに落とし込むのが中華イヤホン業界で流行っているらしい。
KZも負けじと本機を発表した形になるが、兄弟会社であるCCAからCCA PLA13という製品を先んじてリリースしており、その時点である程度の評判を確認したうえで本機のチューニングを実施している模様。
なるほど汚い賢い。

なお、KZ PR1には2色展開がされておりそれぞれでチューニング・筐体・価格が異なる。
白が「Hifiバージョン」、黒が「平衡バージョン」となる。
筆者は今回黒モデルを購入している。
チューニングについては以下の通り。

KZ PR1 の外観

まずはいつもの通り外観から。
この箱は…!安価モデルの箱!?
7000円以上したのに…まぁ50$モデルだし円安が悪い。
安価モデルの箱ゆえ、みみつくえの記載は無い…。

と思ったらあったわ。
重新底必高音盾耳机?読めねえよ(ブチギレ

初回特典でイヤピのセットも貰った。
まぁーコレがまたクソ品質で使い道がない。
おまけだから別に気にしない。

付属品はいつものゴミ…と思えば、イヤピはなんとKZ ZAXと同じもの。
KZ AS16 Proでもそうだったけど、方針転換したのかしら。

ビルドクオリティは高い。
デザインもかっこよく、KZ ZAX系列に近い印象を受ける。

黒はこのように接触部がレジンとなっているが、白は全体がフェイスプレートと同じアルミニウム合金で成形されている様子。
KZ ZESのような感じだろうか?でもあれは全面亜鉛合金製だったしなぁ。

筐体内の縞々ドライバが確認できる。
これが本機の平面駆動ドライバだ。
小さいながらもしっかりと縞々している。

小さく薄いパーツが何重にも重なっているのが確認できる。
クリア筐体の面白いところ。

体重測定。6.0gを計測。
ZAXが6.3g、ZSXが6.8g、DQ6とZEX Proが7.0g、KZ AS16 Proが7.7g。
こう比べると一番軽いまである。

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KZ PR1 の良いところ

KZらしさを残しつつ「クリア」

本機はKZらしいドンシャリな傾向ではある。
が、これまでのKZらしいと比べると比較的クリアな印象で聴き疲れが発生しにくい印象を受ける。
クセが少なくより大衆向けのチューニングがされているように思える。

名機「KZ ZAS」や「KZ AS16 Pro」に比べると迫力や解像度は一歩劣るところではあるが、イヤホンとしてのアタック感やサスティンといった、再現性と表現すればよいか、はこの価格帯と考えると中々に優秀。
ドスドス感についてもこれまでの製品のように強くはなくかなり柔らかめ。
それでいながら、KZ AS16 Proで足らないなぁと思った「ボフッというような空気感」を本機では感じることができるのは好印象。
程よい中高音域と、上記の「再現性」がとてもいい塩梅。
なるほど、バランスがいい。

他KZ製品では以下のような硬質的な音楽再生は耳に痛かったが、本機では十分に聴ける。

平面駆動の「のっぺり」感は本機では微塵も感じることはできず、KZらしいチューニングを存分に浴びることができる。
それでいながらKZが目指す新境地も垣間見ることができ、中々に興味深いモデルといえる。

筐体デザインがかっこよい

個人的な趣味嗜好による話だけども。
コレとかコレとかコレとかの食玩感が消え、インダストリアルなデザインと云うか、無骨なデザインを採用したのが大変に好印象。
装着感も不快感はなく、長時間装着していても問題ない。
コレだよコレ。

フェイスプレートのヒートシンク感や、上部の特に意味の無いトラス構造と、その向こうに見える空気穴とかかっこいいよね。
いやほんと、個人的な趣味の話何だけどね。

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KZ PR1 の残念なところ

ぶっちゃけ、本機に関しては残念なところは無い。
「エージングを10時間以上しないと高音が薄い」とかあるけど、まぁ些細な事。

強いて言えば、もうKZ製品お馴染みの話であり毎回言ってることではあるが、付属アイテムがゴミ
イヤピもケーブルも付けなくていいからその分価格下げてくれ。

なお筆者は既存環境である以下製品を利用している。
装着感も音質もレベルの高い合格点をオールウェイズ出してくれるのでおすすめ。

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KZ PR1 の総評

久々の当たりKZ。
この価格帯でこれなら申し分なし。やればできるじゃん!

KZ AS16 Proでは「どちらかというと当たり」という感じであり、また冒頭で書いた通り巷ではオワコン認定されていることも相まって、「もうKZ製品は買わなくていいかな…」と思っていたところであった。
が、本機で再評価。やればできる。俺たちのKZは死んでなかった。

もっとも、本機は50$で販売されているのだが、円安の影響か日本Amazonでは1万円を超え、AliExpressでも8000円ぐらいする現状。
だったらKZ ZASで良くね?という話でもあるが、本機のほうがより一般向けでクセがないので入門モデルとしておすすめしたいところ。
願わくば、円安が収まり適正価格で本機が皆に行き渡ってほしい。

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