【MOONDROP KXXS レビュー】ああ、こりゃあ良いイヤホンだわ。

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オーディオファンなら知る人ぞ知る、あの水月雨(MOONDROP)。
何故かパッケージに二次元美少女が誂えられた、あの水月雨だ。
本ブログでも以前、同社よりMOONDROP Ariaをレビューしている。

パッケージのエロゲ感魅力に惹かれて購入した前回だが、期待を上回る完成度と音質に虜になってしまった筆者。色々買い漁っちゃいそう、と締めくくった次第であるが、まぁこの通り。

ということで今回はMOONDROP KXXSのレビューをしていこうと思う。

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MOONDROP KXXS の基本データ

水月雨(MOONDROP) について

水月雨(MOONDROP)は中国(おそらく深セン)を拠点とした、2015年に設立されたオーディオブランドだ。
1万円程度のものから10万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。

年々着実に技術力を増しており、それに比例して知名度と信頼を増している堅実なメーカー。
その甲斐もあって今では有力な高級イヤホン・ヘッドフォンメーカーの一員となっている。

以降はMOONDROP Ariaの記事と同じになるので省略。

MOONDROP KXXS について

KXXSは2019年10月という3年近く前にリリースされた製品だ。

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)振動板という、ダイヤモンドに近い特性をもつ非晶質の硬質膜を使用した単発DDを搭載したシンプルなモデルとなる。
亜鉛アルミ合金の筐体は手動研磨により高精度な鏡面金型加工を施されており、大変にきらびやか。
質感も触感も大変に良く、所有感も満たしてくれるイヤホンとなっている。
MOONDROP Ariaと同じように、ずしりと重く、ひんやりと冷たいのが特徴的。

なお無印ではただの鏡面加工だが、限定モデルではパッケージの美少女が刻印されていたりする。
なんだ、やっぱりエロゲの限定付属品じゃないか。

MOONDROP KXXS の外観

外箱から。
これがくだんのパッケージの美少女である。
相変わらずイヤホン感は皆無。

側面、背面はこのようにシンプル。
なんていうか、自信があるんだなぁという印象。

内箱。
MOONDROP Ariaの時から思うことだけど、ここの内箱のデザインは大変に良い。

開けるとこんな感じ。
良い値段の香水とか時計を思わせるようなラグジュアリーな印象。

筐体は鏡面加工なのでフィルムで保護されている。

ケースは人工皮かな。
藍錆色と表現するべきか、趣のある青だ。

付属品はこのように。
ピンセットのようなものはフィルター交換ツールとなる。

ケーブル。
銀メッキ4軸かな?3.5mm、0.78mm 2Pin。
だいぶ細め。この細さならMOONDROP Ariaのようにファブリック加工してほしかった。

ケースを開けるとイヤピと航空機アダプターが出てきた。

本体。テッカテカ!全面筐体加工のツヤスベ触感。
MOONDROP Ariaと同じように、筐体へのコンセプトや完成度は抜群の模様。
しかしてステム部分には突起(返し)が無伊野も同様。
使用するイヤーピースによっては耳からの脱着後にすっぽ抜けてしまうかもしれない。

体重測定。
やったぜ10.7gを測定。自分の所持したイヤホンの中で過去一の重さだ。
金属筐体故のずっしり感は伊達じゃない。

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MOONDROP KXXS の良いところ

MOONDROP Ariaを凌駕する高品質な出力

音の傾向はとてもMOONDROP Ariaに酷似している。
が、解像度や再現力が段違い。奥行きやサスティン含めて、確実にグレードアップしている。

言ってしまえば、レベル100になったMOONDROP Ariaなのだが、それが中々に侮れない。
MOONDROP Aria自体が1DDとは信じられないぐらいの代物であったが、それが更にレベルアップしたとなると、そりゃあもうアレだ、すげえってことよ。

文章で表すと限りなくMOONDROP Ariaと同じ表現になってしまう。
なのでこう、なんか雰囲気で表現しているけど、これってもうレビュアーとして失格だな。
吊ってくるわ。

女性ボーカルが本当に気持ちがいい

MOONDROPの特徴といえば、やっぱり女性ボーカルの強さ。
アニソンを始めとして、女性ボーカルやDTMといった電子音響に大変に強い。

上記のような楽曲はとても得意な印象を受ける。
及んではボーカロイド曲など全般に大変に相性が良い。

じゃあ男性Vo.が駄目なのか、と言えば全くそんなことはない。

聴いて驚く、この低音の響き。
バスドラムもよう響く、ベースも太くよう鳴らす。
ボーカルもノイジーな割れ方もせずにスッキリとした印象で出してくれる。

いやいや、こういうチルな楽曲だからでしょ、と侮るなかれ。
ロックだって全然気持ちよく聴ける。

ライブ音源だって何も刺さらずに鑑賞可能。
低い声色だってビビらずに鳴らしてくれるのだ。

つまるところ、全音域で不愉快なところがなく、大変にバランス良く出してくれる。
その中でもやはり気持ちがいいのが女性Vo.という話。
あまりにも優等生。苦手な所が見つからない。

筐体の完成度の高さにビビる

この手触り、質感。
そんでこの音でしょ?完璧だろこれ…。いやぁ、惚れ惚れするわ。

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MOONDROP KXXS の残念なところ

傷つきやすい

見ての通り、全面鏡面加工という狂気の代物。
油断したらすぐに傷が付いてしまう。

少しの休憩やらなんやらで取り外した際に、机の上に直置きするのも躊躇われる。
ほんのちょっとのスレでも傷が付きそうなため、気が気じゃないというが正直なところ。
外で気軽に使うのも正直しんどい。なぜこんな加工したんだ。

引きこもって使用するのなら問題ないかもしれないが、それでも脱着時はハンカチやらタオルの上に置くことを推奨したい。

MOONDROP Aria の残念なところをそのまま継承

標準ケーブルがやや力不足、冷たく重いというところ。

筐体の冷たさは、特に執筆しているこの時期(1月)なんてのは、本当にヒヤッとして装着するたび震える。
長時間の装着で少し疲れを覚えるのも変わらず。

ケーブルの品質はもう中華イヤホンでは換装することが前提なので割り切ったものではある。
筆者は以下を使用して解像度不足や出力不足を補っている。

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MOONDROP KXXS の総評

男性Vo.女性Vo.を問わずに聴き疲れることは一切なく、ポップス・ロック・JAZZ・EDM etcといったジャンルを一切問わず、それでいて特定の音域を誇張せず、かつ豊かに艷やかに鳴らしてくれる超万能イヤホン。
音源の解像度が高まれば高まるほど幸福度が増す楽しさは、是非とも味わってほしいポイントだ。
万人におすすめできる、本当に良いイヤホン。

どうやらこれの進化版のKATO(KXXS Advanced Technology Optimized)なるものがあるらしい。
ああ、ほしいなあ、ほしい。絶対手に入れる。
次なるターゲットがどうやら決まったようだ。

5/14 買っちった。

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