
開発者イベントであるGoogle I/Oにて、毎年発表されているGoogle Pixelシリーズだが、今年は発表の雲行きが怪しい。
というのも、当初はいつもの通り5月のGoogle I/Oで発表予定ではあったものの、新型コロナウィルスの影響で発表会そのものが中止になりそうだからだ。
で、情報の出どころがどうなっているのか知らないけども、そのGoogle I/Oで発表予定だったGoogle Pixel 4aの情報がリークされているという話。
実は海外ではこの話で持りあがっていたのが先週の話であり、正直旬を過ぎた話ではあるのだけれど、情報がとっちらかっていてどこにも纏められておらず、結局どういう感じなの?という状況。
日本でも有志の方々が纏めているようだけども、個人的にも調べてみたというのもあり、せっかくだからここに記載してみる。
Google Pixel 4aについて
スペック
以下は自分が重要視するスペックを抜粋したもの。
他スペックや詳細については海外リークサイトを彷徨って探してほしい。
SIM | Dual SIM (Nano-SIM, dual stand-by) |
カメラレンズ | 12.2 MP, (wide), 1/2.55″, 1.4µm, dual pixel PDAF, OIS |
防水性能 | 非対応 |
Chipset | Snapdragon 730 (8 nm) |
ストレージ・メモリ | 64GB 4GB RAM 128GB 4GB RAM |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0, A2DP, LE |
GPS | dual-band非対応 |
スピーカー | シングル |
画面 | OLED(?) |
解像度 | 1080 x 2340 pixels・5.81 inches |
バッテリー | 3080 mAh |
寸法 | 144.2 x 69.5 x 8.2mm |
その他 | USB Type-C(18W高速充電対応) 3.5㎜ヘッドホン端子 |
このご時世に男気溢れるシングルカメラを搭載。
オートフォーカス、光学手ブレ補正、電子動体ブレ補正をサポートした1,220万画素レンズとなっているが、今やこんなの普通なので特別でもない。
Pixelシリーズは最初期から単眼勝負を仕掛けていたけども、2020年になってまでこれを貫くのは称賛に値する。
有機ELディスプレイ搭載と記載しているサイトが多いため、ここではOLEDと記載しているが、IPS LCDと記載しているサイトもあり真偽は不明だ。
ただ、Pixel 3aでさえ有機ELディスプレイだったので、デグレードは無いと思ってはいるが。。
Pixel 4の目玉でもあり、おま国だったSoliセンサーや顔認証は非搭載。
まぁぶっちゃけ、どこで使うんだというものだったので無くても良いと個人的には思っているが、「Pixelシリーズの目玉を要らない」という人はそもそもPixelシリーズが合っていないのでかわないほうが良い。
現時点で判明しているスペックは上記の通りであり、ハッキリいってGoogle Pixel 3aと変わらないスペックと言わざるを得ない。
ここからどのような付加価値を添えてくるかが、公式発表の見どころというわけだ。
なお、現時点での予想価格は日本円で約43,000円となっている。
デザイン


Googleらしいポップなデザイン。
旧Nexusシリーズのような外国のおもちゃ感がある親しみやすいデザインだ。
悪く言えば、代わり映えの無い、時代遅れのデザインとも言える。
フロントカメラがパンチホールになり全体のスマート感は増したが、相変わらずのクソデカベゼルが水を差す。
電源ボタンの色違いも、各社が真似してしまったために今や特徴的でなくなってしまった。
デザイン面で言えば、新興国向けのRedmiシリーズのほうがまだ「まとも」かもしれない。
正式発表に期待
上記のように、色々と酷評してしまったけどもまだ正式発表前の情報。
ここから付加価値が加えられて世に放たれる事になるわけで、その情報や機能はまだまだ未知数だ。
正直言ってしまえばここまでは目新しさもなく、これ買うなら中華端末買ったほうが良くねと思わざるを得ないが、まだ慌てるような時間じゃないのだ。
そう、まだ慌てるような時間じゃない!
私は正式発表を、色んな意味で首を長くして待っている。