
いつの間にか手元に増えた美少女イラストを冠したイヤホン達。
当ブログでは「例のアレ」でタグ付けがされている、例のアレである。

最初は「なんだこれおもしれー」という感覚で入手していたものではあるが、中々どうして、その外見以上に個性的な音質を有する製品が多く、レビューする面白さが満たされるのだ。
結果として今では好んで入手するようになってしまった。
そのおかげで今やすっかりエロゲみたいなイヤホンレビューブログになりつつある。
おじさんはね、可愛い女の子が大好きなんだ。
ということで、せっかくなので手元にある美少女イヤホンのまとめ記事、もとい美少女一覧記事を立てておこうと思う。
コイツ気持ち悪ぃなと思ったそこのあなたは正しい。
筆者自身もそう思っている。
水月雨(MOONDROP)

水月雨(MOONDROP)は中国(おそらく深セン)を拠点とした、2015年に設立されたオーディオブランドだ。
1万円程度のものから10万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。
美少女キャラクターは以下ピンク髪の娘。
名前は「水月友希」。筆者の事が好き。
MOONDROP Aria

大戦犯イヤホン。原点にして頂点。
筆者を美少女イヤホンに引き込んだ張本人であり、MOONDROP Aria以上にエロゲ感のあるパッケージには出会えていない。
このAriaちゃんから漂う”幸薄そう”感は筆者の性癖を刺激する。
ヴィレッジヴァンガードにありがちなよくわからないジュブナイル漫画のような、読み終わった後筆舌にし難いモヤッとした感情に襲われる作品に出てくるヒロイン感がある。
あんまり幸せなエンディングを迎えてほしくないし、常に表情も曇っていてほしい。
音の傾向はとてもまったりとした印象。
9000円以下という安価でありながら感じさせる上品さは大変に好印象。
ビルドクオリティも高く初心者にもおすすめできる優れたイヤホンだ。
MOONDROP KXXS

これもまた筆者をより沼に引きずり込んだ戦犯イヤホン。
KXXSちゃんは白黒でシンプル。
故に愛でるポイントが少ないのが悲しいところだ。
よく見ればなんだか違和感を感じる顔つきだが、それもまた味である。
音の傾向はレベルアップしたMOONDROP Aria。
音の傾向はAria据え置きで、解像度含めサスティンや迫力などが順当にパワーアップしている。
イヤホン筐体が鏡面加工でありとっても傷つきやすいのが困る所ではある。
MOONDROP KATO

筆者のぶっちぎりお気に入りイヤホン。
KATOちゃんはあるキャラのガッツリコスプレを決めているのが特徴的。
清純派ヒロインを感じる様相であり、また製作者の愛を感じるものでもある。
あー曇らせたいなぁ。
ポジションとしてはKXXSの進化版という体であるが、音の傾向は別物。
マイルドなKXXSから、よりはっきりとした出力傾向に変わり、解像度は段違いにパワーアップ。
バランス感が非常に高くどんな曲も明るく楽しく聴くことができる。
とってもおすすめなイヤホン。
MOONDROP 竹-CHU

コスパぶっ壊れイヤホン。
4000円以下クラスでは正直これより良いイヤホンは無いと思う。
竹ちゃんはピンク髪の水月ちゃんでは無さそう。
十二単を着た姫カットであり、本機種の竹なる名前も相まって、どう見てもかぐや姫モチーフ。
シンプルな印象ながらも中々な嫁度を誇る逸材である。
自然に湧き出た「嫁度」と言う言葉であるが、意味はよくわからない。
自分が怖い。謎が謎を呼ぶ。
音傾向はマイルド。
バランス感・解像度はこの価格帯では信じられないレベルに良く、それでいながら本機でしか味わえない(MOONDROPらしい)魅力がある優れたイヤホン。
MOONDROP入門編に大変おすすめ。
MOONDROP VARIATIONS

評価に迷うイヤホン。
ただなんだかんだ面白いので筆者環境では利用率は高い。
VARIATIONSちゃんは、筆者的に一番シコい。
絵もすごい安定しているし、ラノベのそれ感がハンパじゃない。
すごく曇らせたい。
出力傾向はかなりブーミー。
低音が太く逞しく響き、中高音域が食われがち。
しかして解像度は極めて高く、本機でしか味わえない音色がそこにはある。
バランス感はあまり良くないが、音楽の楽しさを思い出させてくれるようなユニークさがある。
筆者はなんだかんだ言いながら、よく使っている不思議なイヤホンである。
MOONDROP STELLARIS

とてもむずかしいイヤホン。
ただしビルドクオリティやオプション品は最高。
STELLARISちゃんはKXXSちゃんほどではないがシンプルな作風。
ラメ加工があり作画も安定していてとても綺麗。
衣装は意外と派手であり、重そうで装飾多めなドレスをまとっている。
是非カラーで拝見したかったところだ。
音傾向は高音重視。
今までの安定したMOONDROP感は無く、低中音域がだいぶ抜けている。
サ行は刺さり気味であるし、金属音はシャリシャリとしがち。
アンプをかましても改善は少なく、本機自体でだいぶ尖ったチューニングがされている模様。
パッケージ絵も相まって、筆者的には愛が薄いイヤホンだ。
MOONDROP 蘭-LAN

原点回帰がうかがえるMOONDROPイヤホン。
パッケージ絵も良い感じ。
蘭ちゃんは筆者が敬愛するInnocent Grey味のあるミステリアス感がある。
こちらを眺める表情ではあるが、その眼差しの奥には異なる何かを見つめ思案するような”迷い”がうかがえる。
口元も決して笑みを浮かべているとは表現し難いものであり、これから起こる何かに身構えるようでもある。
この後猟奇事件に巻き込まれそうだし、幸せになれ無さそう。
すごく良い。
音傾向は変わらずマイルドなMOONDROPな音。
STELLARISで何かを察したとしか思えない音傾向であり、色々と察するものがある。
その為か、MOONDROP 竹-CHUとあまり差別化が行われているとは思えない出力傾向が感じられる。
リケーブルができる、ビルドクオリティが高く触感が優れているという差があるので、本機なりの強みはそれなりにある。
IKKO

KO Audioは中国深センを拠点とした、オーディオブランドだ。
例に漏れず1万円程度のものから10万円近いものまで、多種多様なイヤホンを展開している。
あまり美少女絵を前面に出しているブランドではないが、なんかいっつも娘っ子がパッケージを飾っている。
恥ずかしがらずもっと出してどうぞ。
IKKO OPAL OH2

あんま面白くないイヤホン。
OPAL OH2ちゃん?さん?
とってもストリートな感じでもあるし、なんだかカートゥーン味もある。
まぁシコれない。
平坦な音色でバランスに極振りしたモニターライクな音傾向。
解像度は高く、音の粒立ちは極めて良好ではあるが、音場が狭く立体感は薄い。
個性的なものはあまりなく、パッケージ絵も相まって面白くないなぁという印象。
Truthear

Truthearは中国(おそらく深セン)を拠点とした、2022年に設立されたオーディオブランドだ。
展開されている製品は執筆時点で4つしか無く、まだまだこれからといった企業である。
ここは一人の美少女を中心にパッケージを飾っているのだが、これがまた中々に逸材。
名前は「白」。筆者の事が好き。

Truthear HOLA

とても聴きやすくデザインの良いイヤホン。
謎のパッケージが魅力的。
彼女…”白ちゃん”に出会った時、電に撃たれたような感覚に襲われた。
あまりにも不安定な体躯と作画、それでいながら自信のある曇りなき眼差し。
何よりも、イヤホンなのにこのキャラのためだけの三面図が描かれたカードが入っていることには恐怖すら感じたんだ。
いやきっとこの感情は、恋なのかもしれない。
音は言ってしまえば普通。
安価モデルでありながらとても聞きやすくバランスの良い出力を感じることができる。
癖も無く扱いやすい為、中華イヤホン入門にうってつけ。
Truthear x Crinacle ZERO

癖のあるイヤホン。
パッケージは相変わらず白ちゃん。
相変わらずどことなく不安定さを感じるものであるが、HOLAよりはまとも。
うさ耳が生えているのに人間の耳が確認できる。
じゃあなんだ?頭のそれは飾りなのか?
あと装着しているイヤホンさぁ、Crinacle ZEROじゃないよね?
なんなんだ君は。好きだ。
音の傾向としてはバランス重視。
であるのだが、どうにも人為的な補正が強すぎるというか、不自然に均されたバランス感がある。
HOLAの出力傾向に一曲二癖付いたような違和感がある。
TANCHJIM

TANCHJIMは中国(おそらく深セン)を拠点とした、2015年~17年頃に設立されたオーディオブランドだ。
ここの会社の製品はどれもが「黒、金、銀」のみの彩色で構成されているのが特徴的。
パッケージキャラは一人の美少女を採用している。
名前は「浅野てんき」。筆者の事が好き。
稼働はしていないがTwitterまで持っている。
TANCHJIM OLA

小さく軽く、解像度が高く明るいと中々に優秀なイヤホン。
しかして角張った形状がお耳にイタイイタイなのだった。
パッケージを飾るのは勿論浅野てんきちゃん。
しっかりとしたキャラデがされており、イラストも美麗。
どこかのエセうさ耳娘と違ってしっかりとOLAを装着しているのもポイントだ。
これからの商品展開に備えてちゃんとしたプロダクトの元に生まれたキャラ感を感じる。
故に「金の匂いがする女」と呼称する。
ふーん、エッチじゃん。
音傾向は上述したとおり。
安価でありながら大変に優秀な音質を備えてる。
MOONDROP 竹-CHUと肩を並べれる逸材であるが、装着感にクセがあるのが玉に瑕。
TANCHJIM NEW HANA

所有欲が満たされるイヤホン。
パッケージは飾ってはいないが、浅野てんきちゃんのポストカードが付属。
しっかりとNEW HANAを装着し、そのカラーリングに合わせた配色の服装・装飾品でドレスアップしている。
とてもかわいい。脇を舐めたい。
優れた筐体美を持つが、音の傾向は実はドンシャリ。
ぶりぶりした出力で中高音域が丸く聴こえがち。
解像度も高くはなく、値段相応とは言い難い印象。
でもてんきちゃんは可愛いから…。
SeeAudio

SeeAudioは中国のどこかを拠点としたハイエンドオーディオブランドだ。
このブランドも美少女推しのこってりしたパッケージが特徴。
曰くどれも一人の美少女である”リンコ”なる娘が飾っているらしい。
が、筆者の持っているZ Reviews Rinkoは以下の通りであり、本当の”リンコ”がわからない。
同社製品を集めて研究が必要だ。

SeeAudio x Z Reviews Rinko

不思議で面白いイヤホン。
パッケージの”リンコ”らしき娘は二人。
裏面では蠱惑的な表情を浮かべたスケベコス女がこっちを見ている。
絶対これ筆者の事好きだろ。
音の傾向は低音ぶりぶり。
なのに破綻せずバランスが取れているという不思議感覚を味わうことができる。
解像度も高く、イヤホンそのものの品質としては大変に優れている。
パッケージも音質も個性的でとても楽しいイヤホンだ。
まとめ

ということで手持ちの美少女イヤホンをまとめてみた次第。
新しい製品を入手次第更新していきたく思うし、これからも美少女イヤホン集めていくよ。
現時点では圧倒的にTANCHJIMの浅野てんきちゃんが可愛い。
今後この娘を超える美少女は現れるのか、乞うご期待。
企業側も美少女イヤホンをいっぱい出してくれると嬉しいところ。
対戦よろしくお願いいたします。