【FOSTEX PC200USB-HR レビュー】簡単にパッシブスピーカーをPCオーディオ化できる。音質も十分。

今回は、簡単にパッシブスピーカーをPCオーディオ化できるFOSTEX PC200USB-HRを入手したのでレビューしていこうと思う。

小型でシンプル、必要最低限な装備しか無いにも関わらず評判が良い本機。
実力はどのようなものか、早速確認していこう。

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購入に至った経緯

少しばかり自分語りをさせてくれ。

自分はプリアンプ+DAC担当としてAIYIMA DAC-A5 PROを使用し、パワーアンプとスピーカーにD-MG35LTを使用している。
D-MG35LTはDENONから発売されていた製品であり、2005年に出回っていたもの
当時中学生だった筆者はお小遣いをためてD-MG35LTを購入し、以来使用し続け、今もなお現役だ。

これは画像検索して出てきたもの。筆者の写真ではない。

CDプレーヤーはもちろんの事、今は懐かしいMDプレーヤーを備えたとても古い型だ。
もちろんUSB DACなんて備えていないものだから、我が家ではAIYIMA DAC-A5 PROを介してパワーアンプとして使用されている。

【AIYIMA DAC-A5 PRO レビュー】温かみのある十分な音圧と音質。こんなんが1万円以下でいいんスか。
今回は、以下のページでちょっと報告したアンプの紹介をしたいと思う。 そう、去年のAmazon ブラックフライデーで購入したものを今更レビューしようというものだ。 ごめんね…許して…殴らないで…。 ぶっちゃけ、本...

2005年から2021年の今まで、色々アクティブスピーカーやらアンプやら変えた記憶はあるが、D-MG35LTよりしっくり来るものには出会えていない。
故に、16年間も現環境に居座り続け、動く気配がない。

CDプレーヤーもMDプレーヤーもラジオも使用しないのに、パワーアンプとしてだけの機能を使用するためだけにこのデカイ筐体を使用し続けることに、前々から違和感を抱いてはいた。
発熱や消費電力などの面でも懸念点がある。そろそろ新しいものに変えてもいいのではないか。

そんな中で白羽の矢が立ったのが、FOSTEX PC200USB-HRである。
USB DACを備えていながらパッシブスピーカーの接続が可能という代物であり、プリアンプ要らずの環境構築が可能。
PCからスピーカーまでに介する機器を少なく、かつケーブルも最短化できるため音の劣化やノイズの心配も無くなりそうじゃないか。

ということで変えてみた、というのがここまでのあらすじとなる。

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FOSTEX PC200USB-HR の基本データ

Fostex について

Fostexとはフォスター電機株式会社の自社ブランド製品である。

フォスター電機株式会社は日本の各種音響機器メーカーであり、ゼンハイザーやYAMAHAといった名だたるメーカー、更にはホンダやベンツといった車載オーディオへのOEM供給を行っている実力者だ。

お値段も気軽に手を出せるようなものは少なく、結構ガチめなオーディオオタク向けの製品を展開している。
DIY用のスピーカーユニットの提供なんて最たるもの。本当のオタクはスピーカーまでも自作してしまうんだなぁ。

Fostex

FOSTEX PC200USB-HR について

ではFOSTEX PC200USB-HRについて触れていこう。
まずは基本スペックから。

 PC200USB-HR
コネクターUSB コネクターB
対応サンプリング周波数/ 量子化32、44.1、48、88.2、96kHz /16、24ビット
適合スピーカーインピーダンス4〜8Ω
定格出力15W+15W
全高調波歪率0.3%(出力10W、負荷 4Ω、1kHz)
周波数特性20Hz~40kHz ±3dB(8Ω時)
コネクター(PHONES端子)ø3.5mm ステレオミニジャック
外形寸法95(W)×52(H)×86(D)mm
本体質量約363g(本体のみ)

スペック的には96k /24bitがMAXのようだけど、なぜか192k /24bitも指定することができた。
実際にその数値での出力ができているのかまでは不明。

15W+15Wのデジタルアンプを搭載することで、より多彩なパッシブタイプのスピーカーに対応可能とのこと。
まぁD-MG35LTは20W+20Wなんだけどね…。

特別なドライバーソフトのインストールの手間は必要なく、PCにぶっ刺すだけで使用可能。
機能もボリューム調整ノブのみという、どシンプルでわかりやすい構成となっている。

FOSTEX PC200USB-HR の外観

まずは外箱。すごい外箱って感じの外箱。

中身はこの通り。
USBケーブル、スピーカーケーブル、ACアダプターと本体、そして説明書。

本体はシンプルでありながら高級感を感じる美しいデザイン。
ボリュームノブの可動もスムーズでさわり心地が非常に良い。

ステレオミニジャックは背面配置。
パッシブスピーカーのパラケーブルを接続可能。
バナナプラグ対応だったら尚良かったが、まぁこの小型が売りなのだからしょうがないか。

PCに接続するとLINKランプが店頭する。
接続が確認できないと「赤」、接続できると「緑」、ハイレゾ再生を行うと上記「オレンジ」となる。

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FOSTEX PC200USB-HR の良いところ

安定した良い音。ノイズも全然無い!

とてもフラットな音が出力される。聞きやすく疲れにくい、コールドよりの音質といった感じ。

何よりも魅力的なのが、全くノイズらしいものが無いところ。
この手のアンプは、電源灯火時に「ボッ」とか言ったりするものだけど、そういうのも特に無く。
また音楽再生時にもホワイトノイズなどが全くと言っていいほど乗らない。

これなら長時間のリスニングにも十分に対応できるといえるだろう。

なんといっても小さい。

95(W)×52(H)×86(D)mmという小型さは眼を見張るものがある。
AIYIMA DAC-A5 PROよりも小さい。手のひらで覆ってしまえば見えなくなる。

それでいながら高級感がある筐体が用意されており、しっかりと堅牢な作りをしている。
そして発熱が全然無いなど、とても作りがよく惚れ惚れする。

これはいいですね…。

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FOSTEX PC200USB-HR の残念なところ

音の調整ができない

まあ当たり前の話なんだけど、本機はボリューム調整ノブしかない。

大概のアンプはTREBLE、BASSなどのツマミが付属しており、ある程度の音の傾向を調整可能だったりする。
本機はボリューム調整しかできないため、出力傾向を決めるにはOS上でソフトウェアイコライザーをかますか、新たな機材導入が必要となる。

D-MG35LTではもちろん接続時点で出力傾向が整えられたため、何を介しても好みのスピーカー設定を維持することができていた。
個人的にこれが使えなくなるのは、結構不便。

これに起因して、本機が我が家のメイン環境になるかは検討中だったりする。

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FOSTEX PC200USB-HR の総評

お手軽に高音質を実現できる、この言葉に間違いはなかった。
相応しいパッシブスピーカーを選ぶ必要があるが、良い組み合わせを見つけることができれば、手放せない存在となるだろう。
その組み合わせを探すのも楽しみの一つだしね。

テレワークが多くなる昨今、PCの前にいる時間も自然と増えていくだろう。
FOSTEX PC200USB-HRを介して自宅のコンポをPCオーディオ化すれば、少しばかりテレワークが楽しくなったりする…かも?

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