【ASUS TUF Gaming AX5400 レビュー】見た目も性能もゲーミングなルーター。細かい設定項目が愉快。

4.5
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まず最初に、本記事はメーカー様(ASUS社)より商品を提供頂いた上での記事となる。
提供品だろうがなんだろうが正直に書き記すスタイルは変えるつもりは無いので、偏見無しに一読いただきたい。(テンプレ)

ASUSは筆者が大好きなブランドの一つ。
その出会いは20年以上前にまで遡り、当時中学生だった筆者少年の自作PC制作をアシストしてくれた思い出がある。
以降自作PCパーツはASUSと決めており、自作PC業界が存続する限りASUSと一蓮托生としていく気概でいる。

当時の秋葉原では「アスースおじさん」「エイスースおじさん」「アサスおじさん」の仁義なき三つ巴の戦いが繰り広げられており、異なる店に行くたびに異なる会社名で説明を受けていた。
ちなみに当時の私は「アスース少年」。今では私が「エイスースおじさん」。
孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。

今回はそんな『読み方が分からない』でお馴染みのASUSのルーターである「TUF-AX5400」を紹介していく。

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TUF-AX5400 の基本データ

ASUS について

ASUSTeK Computer Inc.は、1989年に創業された台湾の会社だ。
PCおよびPCパーツを中心とし、スマートフォンやその他PC周辺機器を扱うメーカーである。

上記の通り、昔は世界中で呼称がイマイチ安定しておらず、英語圏では「エイスス」、日本国内では上記三派閥での呼称が主であった。
たしか当時のASUSは「どんな読み方であっても、ASUSに親しんでくれればいいよ」みたいな事を発言しており、明確な回答を提示していなかった。
ところが、2012年ぐらいに「我エイスースぞ」と突然声明を出し、「アスースおじさん」「アサスおじさん」、それから「エイスス兄貴」達は血の涙を流し死に絶えることになった。

とまぁ、ASUSを語る上で欠かせない名称の話題はここまでにしておくとして。
ASUSの製品はとても安定性が高いと(個人的には)判断しており、またコストパフォーマンスに優れているのも特徴だと思っている。
デザインもシンプルでスタイリッシュなものが多く、筐体としての魅力が高いものが多い。

最近ではゲーミングに注力しており、ゲーミングブランドである「ROG(Republic of Gamers)」名称を掲げた製品を排出している。
世界でも数少ないゲーミングスマホなんてものも出しており、なかなかに興味深い。

ASUS 日本

TUF-AX5400 について

TUF Gaming AX5400 (TUF-AX5400)の製品情報としては以下の通り。

TUF Gaming AX5400|Wi-Fiルーター|ASUS 日本

スペック値について書き出してみると以下の通り。

 TUF-AX5400
サイズ335 × 68 × 297mm
ワイヤレス規格IEEE 802.11ax/ac/n//g/b/a
周波数2.4GHz+5.0GHz
最大通信速度(理論値)2.4GHz:574Mbps
5.0GHz:4804Mbps
接続端末数最大70台
ワイヤレスセキュリティWPA
WPA2
WPA3
CPU1.5 GHz tri-core processor
インターフェースRJ45 for Gigabits BaseT for WAN x 1
RJ45 for Gigabits BaseT for LAN x 4
USB 3.2 Gen 1 x 1
プロトコルIPv4
IPv6
その他いっぱい

いかついアンテナが計6本あり、本体方向以外に柔軟な稼働が可能。
IEEE 802.11ax(Wi-Fi6)、IPv6と、最新規格には勿論対応。

そして何より、その他いっぱいという記載。
本機には本当に書ききれないぐらいの機能がある。
メッシュWi-Fiシステム機能であるとか、セキュリティー機能であるとか、リンクアグリゲーション機能まで備えている。
本当に紹介しきれないぐらいある。詳細は上記URLを確認してほしい。

このように、本機は最新規格でありながらとんでもなく多機能。
故に紹介もかなり難しい。
本記事では、あくまで一般家庭利用における目線で紹介を行っていくつもりだ。
もう少しゲーマー目線であるとか、ネットワークガチ勢であるとかの人は、別の記事を参照願いたい。

TUF-AX5400 の外観

まずは外箱から。
ルーターらしい情報過多なデザイン。

セールスポイントもこのようにわかりやすく明記されている。
ちなここに記載されているものは、本機機能のほんの片鱗でしか無い。

箱を開けたとこ。
本機は貸与物(レビュー品)のため、なんだか梱包が雑だった。
前のレビュアーがちゃんと仕舞ってなかったのだろうか、アンテナが乱雑に入っていた。
製品版はもちろんしっかりしている。と思う。

よれたインストールガイドも入っていた。
基本的なことなのでスルー。

内容物は上記の通り。
本機とACアダプター、そしてLANケーブル。
全て黒で統一されている。

ステルス戦闘機のようなご尊顔。
そして鋭角なデザイン。
なによりもデカいので、デザインと相まって存在感がすごい。

背面はこのように。
全てのインターフェースが背面に配備。
WANが色違い・別のところにあるの地味にありがたい。

WANリンク/LANリンクアグリゲーションに対応しているので、2つのLANポート、WANポートをリンクアグリゲーションで仮想的に1つの回線として束ねることが可能。
LAN側、WAN側で最大2Gpbsの通信を可能とする、とあるが、冗長化を行うだけなので一般家庭環境において恩恵があるかといえば正直微妙。
なおゲーミングLANポートに接続された機器からの通信は他のポートに接続された機器の通信よりも優先されるという仕様がある。

本体側面にはUSB端子があり、外付けHDDとかをつければNASとして使用することができる。
まぁこのストリーミング時代に使うことはそう無いとは思う。法人なら使うかも?
ということで今回は未使用。

灯火するとこんな感じ。
うーんいよいよゲーミング。いよいよSF戦闘機。

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TUF-AX5400 の良いところ

とんでもない多機能

基本のUIがこれ。すごい情報量。
ガジェオタならワクワクするやつ。

TUF GAMINGとあるように、本機はゲーマー向けの機種。
そのため基本UIがこのようにとてもガジェガジェしており、少年心を刺激するようなものとなっている。

ゲーミングらしく発光パターン/発光カラーを変更することができたり…

特定のゲームに合わせて通信を最適化することも可能。

AIメッシュ対応機器が既存環境にあればその設定も行えるし…

メディアサーバとしての機能もかなり細かい設定が可能。

セキュリティもバッチリで、ペアレンタルコントロールから独自のファイアウォールまで搭載。
予め危険と思われるサイトを自動でブロックすることだってできる。

あまりにも多機能、あまりにも高機能。
細かいところに手が届きすぎる。本機だけで十分な環境を構築できる。

見た目がかっこいい

見た目がゴツく、なにもよりもエッジ感が強めでかっこいい。
ルーターはどこか目立たないところに起きがちではあるが、本機であれば卓上にドシンと配置しても様になるかもしれない。
ゲーミングな部屋構成ならなおさら映えるかも。なんたって無駄に光るしね。

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TUF-AX5400 の残念なところ

初心者にはおすすめできない

多機能すぎるのは諸刃の剣。
多機能すぎて設定だけでかなりの時間を取られる。

なお、基本の機能以外はデフォルトでOFFになっているので、あえて設定を見に行く必要はない。
自分の環境にとって必要と思われるものだけを確認し、設定していけばいいのだ。
とはいえ、本機にどんな機能があるのか、何がどう設定されているのか、を確認するためには、この膨大な設定値を確認していく他はない。
解らない単語が含まれていようものならより一層解読が困難となるだろう。

本機は見た目もセールスポイントもゲーマー向け、強いては有識者向けだ。
その見た目通りの”厳つさ”が本機にはある。
その手に疎い人は手に取りもしないものだとは思うが、素人にはお薦めはできない。

速度が思ったほど出ない

既存環境であるArcher AX73の速度を計測した結果が以下になる。
環境はArcher AX73の記事の通り、Wi-Fi6、IPv6対応環境での測定。
3日間を測定期間とし、その平均値を記す。

9時12時15時18時21時0時3時
TUF-AX5400D:200Mbps
U:69Mbps
D:190Mbps
U:74Mbps
D:180Mbps
U:74Mbps
D:200Mbps
U:69Mbps
D:210Mbps
U:69Mbps
D:200Mbps
U:68Mbps
D:200Mbps
U:69Mbps
Archer AX73D:420Mbps
U:76Mbps
D:400Mbps
U:75Mbps
D:510Mbps
U:82Mbps
D:220Mbps
U:78Mbps
D:380Mbps
U:69Mbps
D:400Mbps
U:89Mbps
D:440Mbps
U:78Mbps
6時は眠くて計測してない

TUF-AX5400は見ての通り、下り200Mbps/上り70Mbpsを平均的に出力している。
そして、一度たりとも下り300Mbps以上を計測できていない。
同条件下においてこのように性能差が出てしまったのは正直残念。

着目点を変えてみれば、Archer AX73は最高値510Mbpsを出せてはいるが、平均して出せているかというとちょっと微妙なところがある。
常時200Mbpsを出せているTUF-AX5400はその点では安定していると言えるのかもしれない。

ゲーマーとしては、やはり速度は安定して出ている方がいいのかな。

この速度でも4Kストリーミングやハイレゾ再生にはなんら問題は無し。
必要性低減の速度は保持できているので日常使いは問題ないだろう。

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TUF-AX5400 の総評

纏めると、以下の通り。

  • とても高性能で高機能
  • 見た目がかっこいい
  • 安定した速度が出せる
  • 初心者におすすめできない
  • でかい

ということで、とにかく初心者向けでは無いな、という印象。
不必要なほど、とまでは言わないまでも、かなりの高機能っぷりに圧倒されてしまう。

ネットワーク機器の取り扱いに慣れている人、ガチのゲーマーの人に向けた製品であるのは間違いなく、そしてその層の人の需要には答えられている優秀さがあると感じている。

もっとも、ネットワーク機材は各家庭環境に大きく依存する製品だ。
あくまで本記事は、我が家の環境下での使用感を記したものであり、全ての環境下で同一の使用感を保証するものではない事ご理解頂きたい。

デザインと機能面でとても満足感・ガジェ感のある逸品。
我こそはと思う猛者にこそ手にとって見てほしい。

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